立山黒部アルペンルートの紅葉は、例年9月中旬から色づき始めますが、この写真は10月17日に黒部平で撮影したものです。
標高差が大きいアルペンルートでは、場所によって紅葉の見頃がずれるため、10月中旬でも鮮やかな紅葉を楽しむことができました。
この日は、天候に恵まれ、青い空、白い雪、そして燃えるような紅葉のコントラストが際立っていました。
24-70mmの標準ズームレンズを46mmに設定し、ロープウェイが黒部平駅の麓を通過する瞬間を狙って撮影しました。
少しトリミングすることで、紅葉の赤がより鮮やかに映えるように工夫しました。
黒部平からの絶景は、まるで絵画のような美しさです。
特に、ロープウェイが紅葉の中をゆっくりと進んでいく様子は、秋の訪れを感じさせてくれます。


真っ赤に染まった紅葉の葉を額縁に見立て、奥に見える雪山とのコントラストを際立たせるために撮影しました。
広角レンズの15-30mmを15mmに設定し、よりダイナミックな構図で撮影することで、紅葉のトンネルの中にいるような臨場感を表現しました。
画面の隅に小さく写っているロープウェイは、この風景の中に人が存在することをさりげなく示してみました。


ロープウェイから眼下に広がる、赤、黄、橙、緑と色とりどりの紅葉は、まるでパッチワークの絨毯のようでした。
特に、この写真は24-70mmの標準レンズを24mmに設定し、渓谷を流れる清流と周囲を取り囲む紅葉のコントラストを際立たせて撮影しました。
360度どこを見渡しても息をのむような絶景が広がる中、カメラに収めた瞬間も感動的でしたが、やはり五感で感じる生の美しさは格別でした。
この瞬間を永遠に記憶に残したいと思いました。


立山黒部アルペンルートの大観峰駅に到着した際、予想外の雪景色に驚かされました。
黒部平よりも気温が低く、慌てて薄手のダウンジャケットを羽織りました。
展望台から眺める雄大な山々には、緑の木々と紅葉のコントラストが美しい風景が広がっていました。
この写真は、そんな絶景を24-70mmの標準レンズを24mmに設定して撮影したものです。
眼下には黒部ダムの青い水面が輝き、その周囲を黄色や赤に色づいた紅葉が取り囲んでいました。


立山黒部アルペンルート、黒部平からの絶景を70mmのレンズで切り取った一枚です。
標高の高い場所ならではの雄大な景色の中に、紅葉が織りなす鮮やかな色彩が映え、息をのむ美しさでした。
昨年初めて訪れた黒部平の紅葉は、私の心に深く刻まれました。
来年は、体力をつけて立山室堂平まで足を延ばし、さらに広大な自然の中で紅葉狩りを楽しみたいと思っています。

皆様も、この雄大な自然の中で、自分だけの特別な一枚を撮ってみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない思い出になるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

撮影
2023年10月
立山黒部アルペンルート・黒部平

はなまっぷアンバサダー まいちん


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