景色も心もピンクに染まる~大内沢花桃の郷 ~
今回ご紹介するのは、東秩父にある大内沢花桃の郷。例年の見頃は3月下旬〜4月上旬。3月最終日曜日には花桃まつりが開催されます。ピーク時には山全体がピンク色に染まり、気持ちまで花桃色に染まる気分です。
公共交通機関では、寄居駅からバスで行く手段があるようです。車で行く場合は、嵐山小川ICから30分程です。駐車場は下に2ケ所、中腹の休憩所、そして山の上の方にそれぞれ用意されています。協力金 300 円かかります。何処に止めても花桃の郷は全体を徒歩で回ることは可能です。山の斜面を利用した花桃畑ですので、歩きやすい靴で行かれることをお薦めします。
今回のコースは、『大内沢花桃の郷公園トイレ』(文中の『』内は GoogleMap 上の表記名です。以下、同様。)の駐車場に車を止めてスタート。すぐ横から、『大内山花桃の郷展望台』へ登ってみましょう。ここへ登ると大内沢花桃の郷が一望できます(写真1)。レンギョウや啓翁桜と花桃ののコラボも楽しめます(写真2)。
この展望台で、これから歩くコースのあたりを付けておくと、歩いている途中の位置が把握しやすいと思います。では、展望台を下り、中腹のお休み処『桃の木茶屋』を目指しましょう。『桃の木茶屋』の脇を降りると菜の花と花桃の撮影ができます。
さらに上を目指して登って行くと、密に花桃が咲いているエリアが有ります。上の駐車場付近から見た景色がこちらです。
そして、花桃の郷最上部からは、花桃を前景に春の霞んだ遠景を楽しめます。写真中央あたりには、先ほど登った展望台が見えます。
最上部から駐車場へ戻る際は、上りとは違うコースを歩くとまた違った景色に出会うことができます。いろんな脇道に逸れて散策してみましょう。
スタートした駐車場下の方にも、こんな景色が広がっています。
どこを見てもピンクの景色の大内沢花桃の郷です。近くには、カタクリ群生地もありますが、花桃の時期は少し早いようです。また、ここから11kmほどで『小川町の桃源郷』に行けますので、合わせて訪問されるのも良いかと思います。啓翁桜、花桃、山茱萸などが織りなすカラフルな春の景色が楽しめます。
写真・文/Pure