どこか懐かしさを感じる真っ赤な彼岸花の風景。よく見るととても美しい花姿で近年では人気です。別名で曼殊沙華とも呼ばれ、インドでは天上に咲く花として大切にされています。そんな幻想的な彼岸花が咲き誇る名所をご紹介。(年によって開花時期は異なります。お出かけの際はHP等で開花状況をご確認ください。)

愛知 矢勝川


有名な童話「ごんぎつね」の舞台となった矢勝川の南側提を約 1.5km にわたり、300 万本の彼岸花が、まるで絨毯を敷いたように真っ赤に広がります。「ごんぎつね」の作者、新見南吉と遊んだことがある小栗大造さんが、約 30 年前に地域住民と植栽したのがはじまりです。9 月中旬から 10 月初旬には「ごんの秋祭り」が開催され、結婚式や花嫁行列、ライトアップ、紙芝居などのイベントがあります。付近には、新見南吉の生家や記念館も見学できます。

岐阜 津屋川


津屋川堤防沿い 3km にわたり、約 10 万本の彼岸花が連なります。堤防の斜面を真っ赤に染める彼岸花や養老山麓、田園の景色と川面に映る景色と二重に楽しめ、撮影スポットとしても人気です。堤防の上は遊歩道になっており、彼岸花を眺めながら散策もできます。9 月中旬から 10 月初旬が見頃です。9 月下旬に開催される津屋川ひがん花まつりでは、俳句コンテストや朝市、網打ちの実演などが行われます。

奈良 葛城一言主神社


9 月中旬から下旬にかけて、葛城一言主神社から九品寺に続く田んぼの畔や土手に彼岸花がそこかしこと咲き、所々、密集して咲いています。棚田と彼岸花が交互になり、赤と緑のボーダーはとても鮮やかです。葛城主一言神社から九品寺まで徒歩約 20 分ですので、散策もおすすめです。途中には、バックに大和葛城山や小さな古墳、稲刈り後の田んぼ、干し藁など古都らしさや秋を感じられる風情ある景色を楽しめます。

埼玉 巾着田


日高市を流れる高麗川により、長い年月をかけて作られた平地で、日和山から眺めると、巾着の形に似ていることから「巾着田」と名付けられました。直径約 500m、約 22haの平地の約 3.4ha に彼岸花の群生地が現れます。約 500 万本の彼岸花は、日本最大級になります。9 月中旬から 10 月上旬にかけて「巾着田曼珠沙華まつり」が開催され、市内のグルメの飲食店や物産店の出店が並びます。

埼玉 権現堂公園  


権現堂堤の斜面が約 500 万本の彼岸花で埋め尽くされます。約 20 年前から保存会会員と市民ボランティアの協力で大切に育てられてきました。赤い彼岸花が中心ですが、白い彼岸花も見られます。毎年 9 月中旬から 10 月初旬の間は、随時、曼珠沙華まつりが開催されています。彼岸花の脇で、猿回しや高校演劇部のパーフォーマンス、アマチュアバンドの演奏が行われ、また、峠の茶屋が毎日営業され、自家製パン・幸手市の物産品が販売されます。

宮城 羽黒山公園


鎌倉時代に築かれた麻生城跡地に整備された羽黒山公園は、宮城県北随一と言われる彼岸花の群生地です。市の観光名所のひとつにも数えられています。丘の斜面一面に、彼岸花が敷き詰められたように咲いているのは見事です。9 月中旬に「羽黒山彼岸花の里まつり」が開催されます。イベントステージや出店などがあり、写真コンテストが行われます。見頃は 9 月中旬から

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