【花の名所レポート】~しまね花の郷~
出雲大社や大国主命で有名な島根県出雲市にある「しまね花の郷」は、ふれあいや学びの各種体験を通し、花き産業の振興を図ることを目的としている花公園です。
来園された方に身近に感じていただけるフラワーパークを目指し運営されています。
今回は、昨年訪れた際の写真とともに、早春のしまね花の郷の素敵な情景をお伝えできたらと思います。
まずは昨年の1月27日の様子です。
この日は冬咲きチューリップ(アイスチューリップ)をお目当てに訪れました。
芝生花壇に植栽された色とりどりの冬咲きチューリップを見ると、真冬の寒さを忘れ心がほわっと温かくなります。
山陰の冬は鉛色の空模様の日が多いのですが、晴れた日に訪れると本館のガラスに青空が映り込み、このような素晴らしいコラボレーションを見ることができます。
青空が見えない日でも落ち込まなくて大丈夫です!雨の日には雨の日ならではの楽しみ方があります。
それは水たまりの映り込み。
雨上がりのタイミングに出会えたら、洋服が濡れないように注意しながらぜひチャレンジしてみて下さい。
スマホの方は、スマホを逆さまに持ってカメラを地面に近づけて撮ると、映り込みが撮影しやすいですよ。
本館からガラス室に続く歩廊は、季節の花の展示や販売会、写生大会の作品やフォトコンテスト受賞作品が並ぶイベント場も兼ねています。屋内で展示を見て歩くのも、悪天候の日の楽しみ方のひとつですね。
この日は、おそらく1年でいちばん盛り上がるであろう人気のクリスマスローズの展示販売
会が開催されていました。豪華な多弁品種(よく見ると12800円の値札が!)や、珍しい利休品種などが一堂に揃います。
施設のほぼ中間地点にあるガラス室では、季節の花がバラエティー豊かに植栽されています。
この時はシクラメンが植栽されていました。
色とりどりのシクラメンと、それに負けないインパクトの黄色いオンシジューム、冬らしい装飾が施されていました。
シクラメンは出雲市が西日本有数の生産地で、品質面でも高い評価を受けています。
山陰だけでなく関西方面にも出荷されています。
このように地域の特産品種を知れるのも、しまね花の郷の役割のひとつです。
次に、昨年の3月24日の様子です。
3月中旬頃になると、ガラス室はシクラメンから春のお花サイネリアに植え替えられます。
色とりどりのサイネリアが所狭しと植栽されていて、とても見応えがあります。
花弁がシュッとした大人っぽいものから、丸みのある可愛らしいサイネリアまで、色も形も様々で見ていて飽きません。
また屋外では、クリスマスローズが至る所に咲いています。
何種類あるんだろうというくらい沢山の色や形のクリスマスローズが、花壇のあちらこちらに見られます。
この日は施設内に咲くクリスマスローズで、華やかなフローティングフラワーが作られていました。このフローティングもほとんど同じお花がないので(おそらく20種類はあると思います)、少なくともこれだけの品種が植栽されています。
シーズン毎の多種多様な植栽やイベントはもちろんのこと、毎年変わる干支の花絵やお子さまも楽しめる立体遊具の広場もあり、どの年代でも楽しんでいただけます。
また連絡通路で隣接する「出雲市トキ分散飼育センター」では、ほぼ1年中トキの一般公開を行っています。
現在しまね花の郷は開園20周年のアニバーサリーイヤー!
3/31までに年間パスポートご購入の方(更新/新規)に、オリジナルトートバッグのプレゼントがあるそうです。
カラフルに色付けしたり、お気に入りの缶バッジやピンズを付けてカスタマイズも楽しめますよ。
季節のお花が楽しめて、子供さんも外遊びが楽しめ、さらに珍しい朱鷺の観察もできるしまね花の郷、山陰・山陽でお近くの方はもちろん、遠くからお越しの方もぜひ山陰観光の際は訪れてみて下さい。
しまね花の郷HP
写真・文/hisako
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